中国語電脳学習室
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3.中国語の特徴

3-1.中国語はどんな言語?

文法や単語を勉強する前に!
勉強の前提となる中国語独自の基本事項について知っておきましょう。
中国語とはどんな言語なのか。なぜ勉強しやすいのか。普通話・簡体字・ピンインとはなんなのか。
について説明していきます。

まず、英語を学んだことのある日本人にとって、中国語はとても学びやすい言語です。なぜなら、(多少の語弊はありますが)中国語とは、↓のような言語だからです。
日本語(の漢字)+英語(の文法)+α(中国語独自の部分。発音など)=中国語

3-2.中国語と日本語

中国語と日本語の共通部分といえばなんでしょう?聞かれるまでもなくわかると思いますが、漢字で構成された言葉であるということです。
ちなみに欧米人が中国語を習うときは大変です。まず「漢字とはなにか」、「書き順」、「漢字の“へん”と“つくり”」、「象形文字の漢字と表意文字の漢字」といった日本人が小学校で習うようなところから勉強していかなければならないのです。そのせいか、欧米人向けの中国語の参考書を日本人が読むと、丁寧すぎて飽き飽きしてしまいます。つまり、日本人には中国語を学ぶ素養が既に身に付いているのです。

 ちなみに、中国語と日本語の漢字には違うものもあります。日本語の漢字が簡略化されたもので、「簡体字」といいます。中国語を勉強する際には簡体字を覚えることになります。といっても、元の形が簡略化されたものなので、日本の漢字を知っていれば見ただけでわかったり、抵抗なく覚えれるものがほとんどです。たとえば「馬」は「马」、「時間」は「时间」になります。形が似ていますよね。

 発音(漢字の読み方)についても日本語に似ている部分があります。
しかし、発音には拼音(ピンイン)、声調といった、日本人には馴染みがない部分があるので注意が必要です。この「拼音」と「声調」については「α」の部分でお話します。

 【もう一歩突っ込んで】
簡体字は1956年に中国で制定され、使われるようになりました。それまでは、繁体字という難しい字を使っていました。現在でも香港や台湾といった地域では繁体字が使われています。
日本の漢字  簡体字  繁体字

3-3.中国語と英語

中国語の文法は英語と似ています。中国語も英語と同様、基本的に「主語+動詞+述語」といった形で構成され、語順が重視されます。つまり、英語の文法の基本を知っていれば、中国語の文法の基本もわかるのです。

 【もう一歩突っ込んで・・・】
もう少し詳しく話すと、実は「英語よりもさらに語順に厳しくなったもの」が中国語の文法です。英語には人称変化があります。I my meなどです。しかし、中国語では全て「我」です。簡単な例でいうと「I love him.」「He loves me.」で、I→me、He→himと変化しますが、中国語では「我愛他」、「他愛我」というように、「我」も「他」も変化しません。中国語は語順が命なのです。

3-4.中国語独自の特徴

さて、これまで見てきたように、日本語と英語を知っている私たちにとって、中国語は学びやすい言語です。ところが、こと「発音」に関しては、日本人には馴染みがない部分がけっこうあります。

■拼音(ピンイン)について
ピンインとは中国語をローマ字で表記する方法で、アルファベットと、声調と呼ばれる抑揚記号を使って表現されます。

『講談社中日辞典』(相原茂編、講談社、2002年)などの中日辞典には、ピンイン表記で表された漢字がアルファベット順で並んでいるので、英和辞典のようにアルファベットから単語を探すことになります。つまり、ピンインがわかれば辞書を引けるようになります。

■声調について
中国語の発音には5種類のイントネーションがあり、漢字ごとに決まっています。5種類とは「一声(揚音)」、二声、三声、四声、軽声で、↓のような内容になっています。

一声:音程が同じ(平ら)で高い音(  ̄ )
二声:音程が上昇する( / )
三声:低く抑えて谷状に発音( V )
四声:音程が下降する( \ )
軽声:前の声調に添える形で軽く発音する(・)


→4.中国語学習マップ・勉強方針